News:ニュース速報 2001年4月2日 02:47 更新

「東京ゲームショウ2001春」が来場者見込みを大きく下回る

 コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会(CESA)は4月2日,「東京ゲームショウ2001春」(TGS2001春)の開催結果をまとめた。来場者は3日間合計で約11万8000人にとどまり,当初見込みの15万人を大きく下回った。

 TGS2001春は千葉・幕張メッセで3月30日から4月1日まで3日間開かれた。53社が出展し,マイクロソフト「Xbox」の大々的にPRや,携帯ゲームなどが話題を集めた一方,セガや任天堂といった大手メーカーが参加しなかった。

 来場者数の内訳は,3月30日が3万4329人,同31日が3万8635人,4月1日が4万5112人で合計11万8080人。CESAが見込んでいた15万人を大幅に下回る結果となった。また昨年開かれたTGS2000春の13万1700人,同秋の13万7000人にも及ばず,10回目の節目を飾れなかった。

 目玉となるソフトの不在も指摘され,“ゲーム業界に不況はない”という神話も既に崩壊している。今後はゲームショウのあり方自体も問われそうだ。

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