News:ニュース速報 | 2001年4月3日 07:43 更新 |
ニコンとオリンパス光学工業,NTTデータの3社は4月3日,遠隔病理診断支援(テレパソロジー)システムの異機種間接続に成功したと発表した。
テレパソロジーは,病人の患部を顕微鏡で拡大した画像を通信回線で伝送し,遠隔地で専門家が病理診断を行うシステム。病理医の不足を補うものとして普及が期待されているが,機種が異なるとデータ交換ができない点がネックになっていた。
3社では,専門機関「医療情報システム開発センター」(MEDIS-DC)が策定した画像連携コマンドプロトコルに基づいて互換性の確保を図った。既に3社それぞれのシステムを導入した医療機関の間で接続実験を行い,成功しているという。
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