News:ニュース速報 | 2001年4月17日 07:43 更新 |
「Intel Developer Forum 2001 JAPAN」の初日,USB関連セッションにマイクロソフトのデバイスドライバ担当者が登場し,Windows XPの出荷に合わせてUSB2.0のプロトコルスタックを提供することを明らかにした。
USB2.0は,次世代I/Fの本命と目されながら市場の立ち上がりが遅れ,4月上旬には,米MicrosoftがWindows XPでUSB2.0をサポートしないことを明らかにしている。しかし,マイクロソフトのウィンドウズ開発統括部ハードウェア&ドライバークオリティーグループプログラムマネージャ,斉藤満氏は,OSのCD-ROMにプロトコルスタックが含まれないのは,単にスケジュール上の問題だと言う。「われわれは,検証用のUSB2.0対応デバイスを求めている。特に,アイソクロナスデバイスやスキャナ,プリンタが足りない。検証が十分でないものは製品に含むことはできない」(斉藤氏)。
なお,同氏によると,USB2.0対応のプロトコルスタックは,「Windows XPをユーザーが手にするときまでに,Web上で公開する予定だ」という。
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