News:ニュース速報 2001年4月24日 02:10 更新

富士,光学6倍ズーム搭載600万画素デジタルカメラ「FinePix6900Z」発表

 富士写真フイルムは4月23日,6倍ズームレンズを搭載したハイエンドデジタルカメラ「FinePix6900Z」を発表した。同社独自の「スーパーCCDハニカム」を搭載し,約603万画素相当の記録が可能だ。6月1日発売で,13万5000円。

 昨年8月に発表した「FinePix4900Z」の後継機種。6倍ズームレンズやボディデザインはそのまま継承し,CCDの画素数アップや細部の改良が施されている。

 CCDは1/1.7型スーパーCCDハニカムで,実画素は約330万画素。補間技術により,最大記録画素数は2832×2128ピクセルの約603万画素となる。前機種は同サイズで実画素240万画素タイプを採用していた。レンズは「スーパーEBCフジノン“スプレンディッシュ”」,35mmカメラ換算で35〜210mmの画角を持つ6倍ズームレンズだ。豊富なマニュアル撮影機能やMotionJPEG形式の動画撮影機能を搭載する。記録メディアはスマートメディア。USB経由でPCに接続すると自動的に起動する画像閲覧ソフト「FinePixViewer」が付属し,ネット上のアルバムサービスやプリントサービスが利用できる。

 主な仕様は以下の通り。

製品名FinePix6900Z
撮像素子1/1.7型スーパーCCDハニカム約330万画素(原色フィルター)
記録画素数2832×2128/2048×1536/1280×960/640×480ピクセル,320×240ピクセル(動画のみ)
記録方式TIFF/JPEG,AVI/MotionJPEG
レンズ7.8〜46.8mm(35mmカメラ換算で35〜210mm),F2.8〜3.1
フォーカスモードオート/マニュアル
測光方式TTL64分割マルチ/スポット/アベレージ
露出制御オート/プログラム/マニュアル/シャッター優先/絞り優先/シーンポジション
ホワイトバランスオート/カスタム
感度設定ISO 100/200/400相当
ファインダー0.55型液晶
液晶モニタ2型低温ポリシリコンTFT
記録メディアスマートメディア(128Mバイト対応)
電源専用リチウムイオン充電池
サイズ110(幅)×93.5(奥行き)×78.5(高さ)ミリ
重さ約410グラム(電池とスマートメディア別)
価格13万5000円

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