News:ニュース速報 2001年4月25日 02:06 更新

ソニー,8センチCD-R/RW対応デジカメ「CDマビカ」を発表

 ソニーマーケティングは4月25日,8センチCD-R/RWメディアに画像を記録するデジタルカメラ「CDマビカ」2機種を発表した。6月8日発売。

 昨年8月発売の「MVC-CD1000」と同様に8センチCD-Rメディアに画像を記録できる上,新たに8センチCD-RWメディアにも対応。画像の書き換えやメディアの再使用が可能になった。ストレージクラスに対応し,外部ドライブとしても利用できる。容量は1枚当たり156Mバイト。MVC-CD1000は受注生産だったが,新製品は店頭販売される。

 上位機種「MVC-CD300」は334万画素CCDを採用。最大2048×1536ピクセルの画像撮影が可能で,その場合は1枚のメディアに「ファイン」で約81枚,「スタンダード」で約147枚の記録ができる。レンズはツァイスの3倍ズーム「バリオゾナー」。A/Dコンバーターを12ビットから14ビットに変更し,CCDから受けたアナログ信号のデジタル変換精度が約4倍に。ダイナミックレンジの拡大と階調の細分化を実現し,微妙なグラデーション描写が可能になったという。

 またGIFアニメを作成できる「クリップモーション機能」,最大連続4分のMPEGムービー撮影機能,カラーiモード端末に画像を送れる「i-Jumpサービス」に対応するなど,同社「サイバーショット」シリーズで好評な機能も盛り込まれた。USBケーブルや8センチCDアダプターなどが付属する。

 「MVC-CD200」は211万画素CCDを採用した。レンズは3倍ズーム,撮影機能面はMVC-CD300とほぼ同じだが,連写モードやオートブラケットなどが省かれている。

 同時に8センチCD-RWメディア「MCRW-156A」(1枚入り,1000円)と「3MCRW-156A」(3枚入り,2200円)も発売する。

 主な仕様は以下の通り。

製品名MVC-CD300MVC-CD200
撮像素子1/1.8型334万画素CCD(原色フィルター)1/2.7型211万画素CCD(原色フィルター)
記録画素数2048×1536/2048×1360/1600×1200/1280×960//640×480ピクセル1600×1200/1600×1072/1024×768/640×480ピクセル
記録方式JPEG,TIFF,GIF,MPEG-1
レンズ7〜21mm(35mmカメラ換算で34〜102mm),F2.0〜2.56.1〜18.3mm(35mmカメラ換算で39〜117mm),F2.8〜2.9
感度設定ISO 100/200/400相当
液晶モニタ2.5型TFT
記録メディア8センチCD-R/RW
電源専用インフォリチウム充電池
サイズ約143(幅)×94(奥行き)×92(高さ)ミリ約143(幅)×89(奥行き)×92(高さ)ミリ
価格オープン

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