News：ニュース速報 2001年4月26日　04:30 更新

ドコモ，FOMAサービス10月1日本格スタート──端末，料金体系も発表

　NTTドコモは4月26日，IMT-2000サービス「FOMA」の詳細を発表した。まずは利用者を限定して5月30日から試験サービスを開始し，本格的なサービスは10月1日から提供する。試験サービスは東京23区，横浜，川崎地区で開始され，公募により4000契約程度を予定している。

NTTドコモの立川社長とFOMA端末

　また，通信料金と端末も発表された。音声通話は現行PDC方式と同水準。64Kbpsのデータ通信については通話の約1.8倍の料金となる。パケット通信に関しては1パケット0.05円だが，本格的なサービス開始後は月額定額料金を想定しているという。

　端末はスタンダードタイプの「FOMA N2001」，ビジュアルタイプの「FOMA P2101V」，データタイプの「FOMA P2401」が用意される。

　NTTドコモの立川敬二社長は，今回試験サービスに踏み切った理由として，昨年のiモードの障害や503iで起こった不具合を挙げ「（このままサービスを開始すると）不具合が出る可能性が極端にある。iモードの経験を踏まえ，新しい考え方を取り入れたほうがいい」と語った。

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