News:ニュース速報 | 2001年5月14日 06:49 更新 |
日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)とコンピュータソフトウェア著作権協会はこのほど,ソフトの違法コピーについて社会人に聞いた結果をまとめた。
昨年10月の「CEATEC JAPAN 2000」会場で実施した無記名アンケート1163人をもとにした。それによると,「勤務先でソフトの違法コピーを見聞きした」と答えたのは37%。また実際に自分で違法コピーをした経験があるのは16%だった。またプライベートでの違法コピーは32%のユーザーが経験ありとし,勤務先でもプライベートでもコピーをしたことがある「コアユーザー」は12%だった。
ソフトの著作権は9割が知っているが,違法コピーを「多少は黙認されてもいい」「購入したユーザーの自由」とコピーを擁護する意見も43%に上っている。また勤務先の場合,ソフト管理レベルが高い組織ほど違法コピー発生も少なくなる傾向があり,「ソフト管理推進が違法コピーの抑止力になる」としている。
調査結果の詳細は,有償で販売する。価格は会員企業は500円,非会員企業は800円。
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