News:ニュース速報 | 2001年5月22日 03:26 更新 |
コンパックコンピュータは5月22日,企業向けクライアントPCの新ブランド「Evo」(イーヴォ)を発表した。同時にノートPCやXeon搭載ワークステーションなど新ブランドの新製品第1弾を発表した。
Evoは「Evolution」(進化)を意味し,常に次世代コンピューティングへのニーズに応える同社の決意を表したものだという。従来の「Armada」「Deskpro」は1年間かけて新ブランドに移行させる。将来のクライアントとして,米Microsoftが提唱した「TabletPC」や,デスクトップPCとノートPCを融合させた「Dual Worlds」の研究も進めているという。新ブランドは世界同時に発表。世界トップPCメーカーの座を奪った米Dell Computerへの巻き返しを図る。
Evoシリーズの製品カラーとしてカーボン&シルバーを採用。「Compaq Evo Notebook」の第1弾は,「Evo Notebook N150シリーズ」6モデルと,「同N400cシリーズ」。N150はスリムなA4ノートで,14万9800円からと高いコストパフォーマンスが特徴。N400cはB5サイズノート。液晶パネル裏側に配置した新インタフェース「マルチポート」を装備し,Bluetoothモジュールや無線LANモジュールなど各種周辺機器を接続できる。25万4000円から。
「Evo Workstaionファミリ」の新製品は「Evo Workstaion W6000シリーズ」「同W8000シリーズ」。Xeonを搭載し,用途に応じてグラフィックカードを選択できる。W6000シリーズは30万5000円から,W8000シリーズは54万5000円から。
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