News:ニュース速報 2001年5月29日 04:42 更新

ソフトバンクグループ,全社員対象に確定拠出年金を導入へ

 ソフトバンクは5月29日,運用実績に応じて給付額が増減する確定拠出年金(日本版401k)を,同社グループ企業の全社員を対象に導入すると発表した。

 確定拠出年金は,運用によっては年金給付額が減るというリスクを負うが,個人が自分の年金資産を把握できる,離転職の際に移動可能といった利点がある。そのため人材の移動が激しいIT系企業を中心に導入を求める声が高まり,年内にも関連法制度が整い,実際の運用がスタートする予定。ソフトバンクでは法整備が済み次第,グループ全社員に導入する。同社は「有能な人材の獲得や,既に働いている社員へのインセンティブ強化にもつながる」としている。導入に当たっては,モーニングスターなど同社グループ企業が投資教育や運営管理,商品提供などを担当する。

関連リンク
▼ ソフトバンク

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.