News:ニュース速報 | 2001年5月30日 03:22 更新 |
音楽電子事業協会(AMEI)は5月30日,移動情報通信端末などをターゲットとした電子音源の世界標準システムとして「General MIDI Lite」(GML)の仕様を決定,公開した。
GMLは最低同時発音数16音をサポートし,「General MIDI」(GM)に対して下位互換性を持つ。フォーマットはPC等で手軽に扱える「SMF」(スタンダードミディファイル)を採用する。コンテンツ制作と再生プレーヤーのガイドラインとなるのが狙いだ。
GMLは,海外のMIDI規格団体であるMMA(MIDI Manufacturers Association)とも標準システムとしていくことが2月に合意されている。今後は,国内の携帯電話などへの採用を推進するのをはじめ,海外でもGPRS対応端末などに普及,拡大を進めていくという。
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