News:ニュース速報 | 2001年6月22日 04:07 更新 |
三菱商事とNTT東日本,三菱電機,東京工科大学は6月22日,バイオメトリクス(生体認証技術)を活用した次世代型キャンパスを研究するビジネスコンソーシアムを設立したと発表した。
バイトメトリクスによりセキュリティを確保し,効率的な大学キャンパスの運営を研究する。学生証をICカード化し,ICカードに記録した個人情報と指紋認証を組み合わせて利用するといった活用法を検討していく。また学内のキャッシュレス化や無線LANの導入,携帯電話とバイオメトリクスを組み合わせたアプリケーション開発なども同時に行う。
将来は,同大学が立地する八王子・多摩地区に集中する大学や自治体にも参加を呼びかけ,同地区を次世代教育とITセキュリティのモデル地区にしたい考え。コンソーシアム事業を数年以内に50億円規模に成長させるほか,国内バイオメトリクス市場全体も2005年には200億円規模への拡大を見込んでいる。
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