News:ニュース速報 | 2001年7月2日 04:51 更新 |
三洋電機とシャープは7月2日,白物家電分野の開発・製造でグローバルに協業すると発表した。
協業では,両社間で「技術交流会」を開催し,お互いの強みを活かした製品を共同開発する。具体的には,三洋電機が環境対応関連を,シャープがホームネットワーク関連を主体的に開発を進めていく。
また生産拠点を両社で統合。欧州市場の電子レンジはシャープから三洋電機に,東南アジアの冷蔵庫は三洋電機からシャープに供給する。また国内の電磁調理器は三洋電機からシャープに,オーブンレンジを除く電子レンジシャープから三洋電機へと供給することを検討していく。また資材調達や生産技術でも情報交換を進める。
今回の協業をきっかけに白物家電分野全般での協業を進めていく考え。白物家電は成熟化が進んでおり,両者間で生産などを効率化することで収益性の向上を図っていく。
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