News:ニュース速報 | 2001年7月3日 04:59 更新 |
NTT(持株会社)は7月3日,硬い地盤でも土砂を出さずに地下管路を敷設できる“無排土高速モグラロボット”を開発したと発表した。管路工事で問題となる騒音振動や環境破壊を軽減できるという。NTTは秋ごろから実際の工事に利用する予定。
NTTアクセスサービス研究所が1986年に開発した,“モグラロボット”による管路敷設法「エースモール工法」がベース。ただ,地面を掘り返さなくても工事可能な「非開削化」を実現する上で課題を抱えていた。新型ロボットは,推進機の先端を振動させながら土中を進む「動的圧入推進技術」を世界で初めて搭載。また熟練オペレーターの技能を集積した「知識データベース」によるコントロール支援機能を搭載し,誰でも簡単にロボットを操作して工事を進められるようにした。
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