News:ニュース速報 | 2001年7月3日 08:28 更新 |
富士ゼロックスはこのほど,触覚を擬似的に表現できる「触覚マウス」を開発した。PC画面に表示された立体の凹凸や振動,重量感を疑似的に表現できるという。同社は対応コンテンツを一般から公募している。
触覚マウスは2Dリニアアクチュエーターを埋め込んだもの。コンテンツに専用ソフトで触覚情報をあらかじめ設定しておく。触覚マウスのポインタが触れると,マウスの上部に搭載された円盤部が縦横斜めに作動し,指にその“感触”を伝えてくれるという。ゲームなどの娯楽コンテンツのほか,触覚をガイドに利用してPCの操作性を向上させたり,視覚障害者への操作支援,遠隔教育などに応用できるとしている。
同社では触覚マウスを30台用意。対応コンテンツのアイデアを募集している。アイデアが1次審査を通過すると,触覚マウスの実機とコンテンツ開発キットが提供され,実際に制作されたコンテンツの中から優秀作を表彰する。1次審査の締め切りは7月31日。
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