News:ニュース速報 | 2001年7月5日 05:30 更新 |
トレンドマイクロは7月5日,2001年上半期の国内コンピューターウイルスランキングを発表した。
同社サポートセンターに寄せられた被害報告を集計した。もっとも件数が多かったのは「MTX」で3136件。同ウイルスは特定のディレクトリ内のWin32アプリケーションに感染する「ファイル感染型」ウイルス。感染すると特定のURLのWebサイトにアクセスできないなどの被害が発生する。2位は「トロイの木馬型」の「TROJ_HYBRIS」で902件,3位はファイル感染型の「PE_MAGISTR」で478件だった。
MTXは昨年9月,HYBRISは昨年11月に発見された。だが「感染被害が減少する気配が見られず,この被害件数の多さは異常」(トレンドマイクロ)という。
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