News:ニュース速報 | 2001年7月10日 05:29 更新 |
総務省は7月10日,2001年版「情報通信白書」(旧通信白書)を発表した。白書は今年を「ブロードバンド元年」と位置付け,全体のテーマもブロードバンドを据えた。
白書は2000年末から2001年にかけてのITの特徴を,DSLサービスやCATVインターネット,常時接続の普及による「本格的なブロードバンド時代の到来」と振り返った。ブロードバンドが個人レベルに浸透することで,企業活動の効率化などの変化にとどまらず,個人の知的活動の飛躍的な変革につながると予言している。
ブロードバンド普及の課題となっていた接続料は,日本でも月額6000円程度と米国との格差はほぼ解消。今後はコンテンツ拡充が一層の需要を促し,2005年のネットユーザーは2000年の2倍近くとなる8720万人に達すると予測。ネットの普及につられ,B to CのECも2000年の12倍強となる約7兆9000億円に拡大するとした。
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総務省「情報通信白書」
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