News:ニュース速報 2001年7月12日 01:45 更新

GPSを利用した草刈りロボットを開発 富士重工

 富士重工業はこのほど,GPSを利用して作業用車両の無人運転を可能にした「屋外自立走行ロボットシステム」を開発した。

 GPSと地磁気方位センサー,距離センサーにより誤差200ミリ以下で自分の位置を認識。あらかじめ設定した経路を走行しながら作業を行うことができるという。農機・建機など既存の車両に簡単な改造で搭載でき,作業の省力化が図れるという。

 第1弾として,草刈り機メーカーの共栄社(愛知県)と草刈りロボット「ナビモア」を共同開発。有人・無人の切り替えが可能で,有人運転で行った作業内容と走行経路を最大120時間分まで記憶させることができ,無人運転用のプログラミングなどは不要。障害物センサーなど危険回避機能も備えた。

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