News:ニュース速報 2001年7月13日 08:40 更新

日本・中国は“趣味”,英米は“コミュニケーションツール” 4カ国ネット意識調査

 松下電器産業子会社のハイホー・マーケティングは7月13日,インターネットについて4カ国のユーザーに意見を聞いた比較調査の結果を公表した。

 対象は日本と中国,アメリカ,イギリス。調査は4月19日から5月31日までネット上公開アンケートで実施した。有効回答は1万8861人で,そのうち日本は1万1548人,中国は1100人,米国4953人,英国941人だった。

 「インターネットで生活がどう変わったか」との質問には,日本は「新しい趣味が増えた」が過半数を占めた。中国は「テレビを見る時間が減った」「夜寝るのが遅くなった」「新しい趣味が増えた」がトップを占める。米英は「テレビを見る時間が減った」「疎遠だった人と連絡を取るようになった」が上位となっている。同社は日本と中国はネットを趣味ととらえ,米英は新しいコミュニケーションツールとして利用しているようだと見ている。

 「ブロードバンド化で利用したいサービス」は日本ではオンデマンドの映画・ドラマ配信だったが,中国と米英は「テレビ電話」を挙げた。また「5年後のネット技術の最先進国」は日・米・英とも「アメリカ」としたが,中国では「中国」をトップに予測して。

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