News:ニュース速報 2001年7月19日 06:44 PM 更新

CSK,地図付き生物データベースをネット上に構築

 CSKは7月19日,生物の生息分布を地図上に表示できるネット上のデータベースを開発したと発表した。

 開発したのは「環瀬戸内いきものマップ」。瀬戸内海沿岸地域の7博物館で構成する「環瀬戸内地域(中国・四国地方)自然史系博物館ネットワーク推進協議会」から受注した。各博物館が所有する動植物の目撃・採取情報を一元化。生物の名前を入力すると,Webの地図上に目撃地点を表示して分布図を描く上,個体の標本を見ることもできる。閲覧するだけでなく,ユーザーも情報を登録することが可能だ。

 当初は大阪市立博物館と兵庫県立人と自然の博物館が持つ約10万件のデータを公開する。順次ほかの博物館のデータも追加し,瀬戸内海全域を網羅する予定。

関連リンク
▼ CSKのニュースリリース
▼ 環瀬戸内地域自然史系博物館ネットワーク推進協議会

[ITmedia]

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