News:ニュース速報 2001年8月1日 07:58 PM 更新

デジカメ台数は50%増,銀塩は前年割れ 上半期統計

 カメラメーカーで構成する日本写真機工業会(JCIA)は8月1日,今年上半期のカメラ出荷実績をまとめた。

 デジタルカメラは校長を維持しており,国内出荷台数は205万9000台で前年同期比85.5%の大幅増。輸出と合わせると591万1000台で同48.7%増えた。ただ単価下落の影響で,金額は国内で779億1000万円(前年同期比53.8%増),輸出との合計で2205億1700万円(同28.5%増)と台数ほどは伸びなかった。

 一方で銀塩カメラは国内で153万5000台(同12.3%減),241億3700万円(同19.4%減)と前年割れ。輸出との合計でも1324万台(同11%減),1215億6400万円(同16%減)とふるわなかった。

 年間を通しては,デジタルカメラは国内で470万台と前年比60%弱の成長を見込む。ただし米国の景気減速の影響で輸出は1030万台と同39%増にとどまるとみている。銀塩は国内300万台,輸出2550万台とそれぞれ約15%,約9%の減ると予測している。

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