News:ニュース速報 2001年8月2日 05:28 PM 更新

NTT東日本とNTT-BJ,iタウンページでGIS情報流通プラットフォームの実証実験

 NTT東日本とNTT番号情報(NTT-BJ)は8月2日,「インターネットタウンページ」(iタウンページ)において「GIS情報流通プラットフォームの実証実験」を行うと発表した。期間は8月3日〜2002年3月31日まで。

 GIS情報流通プラットフォームは,各種地図情報を備え,ベクター/ラスター地図を生成可能なほか,1/2500スケールの詳細地図を利用して道路やランドマークのみを抽出するデフォルメ地図生成機能を備える。また,2.5キロ四方単位で3時間先までの降水予測を行うことが可能だ。今年6月末に終了した「FTTT金沢トライアル実験」では,複数のデータベースを連携させる機能など,同プラットフォームの基本的な機能が検証されている。

 iタウンページでは既に,「タウンページクラブ」会員を対象に店舗の位置情報を表示するサービスを提供しているが,今回の実験では,GIS情報流通プラットフォームを使い,目的地へのナビゲーション機能や局所天気予報通知機能などを追加することになる。「紙のタウンページと同様に,地域に密着したサービスを提供する」(NTT東日本)

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