News:ニュース速報 2001年8月21日 01:20 PM 更新

ソニー,CD-R/RW書き込みエラー防止の新技術「Power-Burn」を発表

 ソニーは8月21日,CD-R/RWドライブで安定したデータ書き込みを行う新技術「Power-Burn」を開発したと発表した。新技術を搭載した24倍速書き込み対応ドライブを9月上旬からOEM向けにサンプル出荷する。

 新技術では,ホストPCからのデータ転送が遅れた時点で書き込みを中断,十分なデータが転送されてから記録を再開するため,バッファーアンダーランを防止できるという。記録再開時のタイミングや書き込み位置の“つなぎ”精度が高いため,一時中断したメディアでもデータ読み出しに問題はないとしている。

 また記録面の状態など,メディアごとに最適な記録条件を自動設定。書き込み速度やレーザー強度を変化させて書き込み失敗を防ぐ。

 サンプル出荷するのは「CRX175E」。最大24倍速のCD-R書き込みをサポートする。書き換え速度は最大10倍速,読み出し速度は最大40倍速。内蔵型で,インタフェースはATAPI。サンプル価格は2万円となっている。

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