| News：ニュース速報 | 2001年8月22日 09:01 PM 更新 |
NTT東西，マイラインで約400万円誤請求
NTT東西地域会社は8月22日，「ケンタくん」などの通話料金割引サービス登録者が「マイラインプラス」に申し込んだ際に，割引率の追加または定額料金の減額を行わず，料金を過剰に請求していたことを認めた。
誤った料金を請求した期間は，今年3月から7月まで（料金計算が1月21日〜7月15日）。対象回線数はNTT東日本が約6400回線，NTT西日本が約7000回線で，誤請求額は東西合計で約400万円にのぼる。9月分電話料金請求額から減額するかたちで利用者に返金を行い，返還金額は平均で，NTT東日本が308円，NTT西日本が290円となる。
NTT東西によれば，誤請求は「人為的なミス」。ケンタくんのほか，「スーパーケンタくん」「ケンタくん5」ならびに「エリアプラス」登録者に対し，マイラインプラス登録による追加割引などを適用せず，マイラインプラス未登録時と同様の料金を請求していた。例えば，月額200円で同一県内への市外通話料金を最大35％割り引くスーパーケンタくん5の場合，マイラインプラスに登録することで，月額料金が無料になり，割引率は最大40％になる。
「再発防止を図るために，8月分の電話料金請求分から，各種割引サービスとマイラインプラスの登録状況を自動的にチェックする機能を料金計算システムに追加し，適用漏れが発生しないよう改善を図った」（NTT東西）
[ITmedia]
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