News：ニュース速報 2001年9月4日　04:19 PM 更新

NECなど，カーボンナノチューブ発見10周年で国際シンポ

　つくばサイエンス・アカデミーと科学技術振興事業団，NECは，カーボンナノチューブ発見10周年を記念した国際シンポジウムを，10月3日〜同5日につくば国際会議場（茨城県つくば市）で開く。

　カーボンナノチューブはNEC主席研究員の飯島澄男博士が1991年に発見。ダイヤモンドやフラーレンなどに次いで発見された5番目の炭素材料で，チューブ状構造の太さや丸まり方で特性に多様性を持ち，さまざまな分野での応用に向けて活発に研究が進められている。

　シンポジウムは，ノーベル賞受賞者のスモーリー・ライス大学教授や飯島博士ら，国内外の招待講演30件と一般投稿公園6件で構成。また内外の企業を含む15グループが，ディスプレイや燃料電池などの応用技術や実用化技術を発表する展示会も併設される。

　講演は参加登録料1万円（学生5000円）。展示会は無料。

関連リンク
▼ ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.