News：速報：Windows XP日本語版の価格を発表，64ビット版も

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2001年9月19日　10:25 AM 更新

Windows XP日本語版の価格を発表，64ビット版も

　マイクロソフトは9月19日，「Microsoft Windows XP」日本語版の価格を発表した。パッケージ版は予定通り11月16日に発売する。

　Windows 2000 Professionalの後継として企業ユーザーや中・上級個人ユーザー向けの「Professional」と，Windows Meの後継としてホームユーザーの利用を想定した「Home Edition」の2種類がラインアップされる。

　Windows XP日本語版の価格は，Professionalの通常版が3万5800円，アップグレード版が2万3800円，特別アップグレード版（Windows 2000 Professionalからのアップグレード）が1万5800円，アカデミックアップグレード版が2万800円。Home Editionは通常版が2万5800円，アップグレード版が1万3800円となっている。

　Windows XPは，9月7日に開発を完了し，製造工程向けリリース（RTM）を始めていた。

　また，テクニカルワークステーション向けの64ビット版「Windows XP Professional 64-bit Edition」も発売する。3次元グラフィックスやアニメーションなどデジタルコンテンツ制作やメカニカルデザイン，CAD/CAM/CAE分野向け。

　同日午前に千葉・幕張で開かれた発表会で，マイクロソフトの阿多親市社長は「Windows XPはブロードバンド時代のWindows。ホーム用もビジネス用も同じカーネ

ルで動いているため，周辺機器やアプリケーションの全ての点で互換性がある。コンシューマ用にはHome EditionもしくはProfrssionalを，ビジネス用にはProfrssionalを用意した」とラインアップを説明した。

　また「XPでは，購入者の使用権を保護するためにアクティベーションを採用した。それにあわせて，24時間/365日の受付体制や土日のサポートを始めるなど新サポートサービスを導入する」「Windows Messengerを利用した“PC to Phoneサービス”により，電話への通話が可能になる。これは，イーアクセスからサービスが提供される」とサポート体制や新サービスについて明らかにした。64ビット版については，「エンジニアワークステーション向けとして64ビット版も用意した。64-bit Editionは，パッケージ販売の予定はなく，ハードメーカーからのプレインストールによって提供される」とした。

[西坂真人， ITmedia]

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