News:ニュース速報 | 2001年9月28日 05:39 PM 更新 |
松下電器産業はこのほど,高出力な青色レーザー素子を開発したと発表した。超高密度・大容量な次世代光ディスクの書き込み素子としての実用化を目指す。
変調ピーク出力30ミリワットと従来比15倍の高出力を達成した上,モジュールの体積比で4分の1,重さで3分の1の小型化も実現した。レーザーはSHG(Second Harmonic Generation)方式を採用することで波長820ナノメートルのレーザーから410ナノメートルの青色光を発生させるもので,GaN半導体レーザーなどと比べて低ノイズな上に波長のばらつきが少ないという。SHG素子技術は日本ガイシと共同で開発。国内特許150件,外国30件を出願した。日亜化学工業などの特許には抵触しないという。
製品は「CEATEC JAPAN 2001」(10月2日開幕,幕張メッセ)に参考出品する。
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