News：ニュース速報 2001年10月1日　05:32 PM 更新

シャープ，高速IrDA素子を開発　10倍の1.152Mbps

　シャープは10月1日，高速赤外線通信規格「IrDA1.1MIR」対応通信用デバイス「GP2W1002YP」を開発，10月2日からサンプル出荷すると発表した。サンプル価格は350円。

　IrDA1.1MIR（Medium speed InfraRed）は伝送速度1.152Mbpsと主流のIrDA1.2LowPower（115.2Kbps）の10倍に当たる高速通信が可能。次世代携帯電話端末などでPCやPDAなどと高速なデータ通信が可能になる。高出力発光素子と新ICの採用により，高さ2.5ミリと小型ながら1メートルの通信距離を確保した。月産100万個規模で量産化する。

　同デバイスは10月2日に開幕する「CEATEC JAPAN 2001」（幕張メッセ）に出展する。

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