| News：ニュース速報 | 2001年10月2日 12:35 PM 更新 |
ソニーやNTTコムなど，“音楽ブックマーク”で新会社設立
NTTコミュニケーションズとセイコーインスツルメンツ，ソニー，アトムシステム，ゼットプロジェクトの5社は10月2日，ラジオやCMで流れた音楽を“ブックマーク”できる「eMarker」サービスを提供する新会社を10月10日付けで設立すると発表した。
新会社「ゼータブリッジ」は資本金3億8000万円。NTTコムとSII，ソニーが1億2000万円ずつ，アトムとゼットが1000万円ずつ出資する。社長はソニーの安藤尚隆ブロードバンドソリューションネットワークカンパニー・e-Customized Commerce部 統括部長が就任する。
eMarkerサービスはラジオ，テレビやCMなどで流れた音楽を検索できるサービス。ラジオなどで気に入った曲が放送された際に対応端末のボタンを押すなどして“ブックマーク”。端末をPCに接続して専用Webサイトにアクセスすると，端末に記録された日時を元にその時間に放送された曲が表示される仕組み。検索と連動させてCDなどのオンラインショッピングも利用できる。
まず米国でソニーが始め，昨年12月には首都圏12のラジオ・テレビ局を対象に国内でスタートした。新会社はサービスをソニーから移管し，年内をめどに全国展開する。また携帯電話でも利用できるようにする。将来はAV機器や時計などにeMarker機能を搭載する計画だ。
米国では9月30日付けでeMarkerサービスは終了している。
[ITmedia]
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