News:ニュース速報 2001年10月3日 04:06 PM 更新

松下,GAME CUBE&DVDハイブリッド機を操作可能な状態で出展

 「CEATEC JAPAN 2001」の松下電器のブースで,任天堂ゲーム機「GAME CUBE」とDVDプレーヤーを一体にした「DVD/GAME PLAYER」が参考出展されている。これまで国内のイベントなどではガラスケース内の展示にとどまっていたが,今回は操作が可能な状態だ。

 メッキを施したようなシルバーのフロントパネルに,青いイルミネーションが光っているボディは,ゲーム機というよりもAV機器のような雰囲気だ。リモコンを標準で装備しており,dtsなどDVDならではの音響効果も楽しめるなど,DVDプレーヤーとしての基本性能の高さがポイントだ。動作状態が分かる液晶ディスプレイやゲームタイマーを装備している。

 現時点ではGAME CUBE用メモリースロットしか用意されてないが,「SDカードスロットの装備も検討中。家庭のマルチメディア端末としていきたい」(同社)。

 価格は未定だが,「GAME CUBEと低価格DVDプレーヤーの価格合計より少し高くなる」(同社)とのこと。GAME CUBE本体が2万5000円前後,DVDプレーヤーの低価格機が1万円台前半で買えることから,4万円前後となりそうだ。

 ライバルのPS2が3万5000円前後で買えるが「こちらはリモコンを標準装備しているので,価格的には一緒。DVDプレーヤーとしての機能が高いところをアピールしたい」(同社)。

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