News：ニュース速報 2001年10月3日　05:46 PM 更新

東京電力，100Mbps FTTHを来年3月スタート　コンテンツ配信で新会社も

　東京電力は10月3日，最大100MbpsのFTTHサービスを2002年3月から東京都内で開始すると発表した。料金などは未定。また吉本興業と合弁で，ブロードバンドコンテンツ配信を行う企画会社を設立することも発表した。

　同社が敷設済みの約5.3万キロの光ファイバー網を利用する上，2005年度までにさらに5万キロを追加敷設する。同年度までの総投資額は約650億円。光ファイバー網の卸売りも行い，他社ISPも利用できるようにする。12月に第一種電気通信事業者免許の申請を行う。

　サービスは通信速度最大100Mbpsのベストエフォート型。まず2002年3月に，目黒区と大田区，世田谷区でスタート。2002年度上期中に品川区や板橋区，新宿区，武蔵野市，三鷹市などでスタート，同年度下期に東京23区すべてに拡大する。

　吉本興業との合弁会社は名称は未定，資本金3000万円。両社で資本金は折半する。社長は林裕章吉本興業社長が非常勤で務める。FTTHなどブロードバンドアクセス向けコンテンツの企画や国内外のコンテンツ収集，著作権処理などを担当する。2002年3月に事業会社化する計画。

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