News:ニュース速報 | 2001年10月4日 07:17 PM 更新 |
NTTコミュニケーションズは10月4日,ICカードを活用したインターネットサービス「セーフティパス」を11月1日に始めると発表した。
ICカードにユーザー情報を記録しておき,PCなどでインターネットにアクセスする際にICカードからユーザー情報を読み込んで認証に利用する。B to CやB to BのECなどで確実な本人認証が行えるほか,企業の社員が自宅や出張先から社内LANにアクセスする際も安全に情報をやり取りできるようになる。
認証プラットフォームはNTTコムが用意。ユーザー認証はNTTコムの認証サーバで行い,サービス企業とユーザーもNTTコムのサーバ経由で接続する。アクセス経路は暗号化し,企業はユーザーに対しサービスを安全に提供できるという。ぴあやビックカメラ,ソフマップなどがサービス提供を予定している。新電子マネー「ちょコム」など決済サービスもNTTコムが提供。決済では主要都銀や信販各社と提携した。
サービス企業とタイアップして利用者拡大を図るほか,将来は携帯電話などとの連動も計画。2002年度末までにユーザー100万人を目指す。
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