News:ニュース速報 | 2001年10月9日 12:28 PM 更新 |
野村総合研究所(NRI)は10月9日,IT主要分野の市場規模予測について,改訂分をWebサイトで公開した。
まずブロードバンドと,ISP・ASPなどのeビジネス,ネット広告・電子認証・iDCなどプラットフォームの3市場について公表した。
それによるとブロードバンドは,2001年度の349万3000世帯から年平均45%で成長し,2006年度末には2215万6000世帯と世帯普及率が約50%に達する。新規参入による値下げ競争の激化などが理由という。DSLとCATVインターネットがそれぞれ堅調に成長を続けるが,2003年以降はFTTHが本格的に立ち上がると見ている。
ISP市場は2001年度の5900億円から2006年度は7500億円に拡大。だが料金値下げの進行で事業者の淘汰がすすむとしている。ネット広告は現在は足踏み状態だが,今後は動画広告の普及などで,2006年には2000年の10倍近い5600億円にまで成長すると予測した。
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