News:ニュース速報 | 2001年10月12日 09:12 PM 更新 |
政府主催のインターネット博覧会(インパク)が実施する予定だったイベントで,企画書中に他人のデザインを無断で流用・加工した部分があったとして,主催者のインパク協会は10月11日付けで著作権侵害を認めて謝罪した。
イベントはオルカシステムとシンクが共同で企画した「インパク・スタンプラリー」。企画書に掲載したスタンプマークのデザインが,2000年にMacintoshユーザーがWeb上で実施した「スタンプラリー2000」で利用したものを無断で流用・加工したものだった。インパク協会によると実際にはイベントは実施されなかったが,スタンプの画像はプロモート用の資料とWebで使用していた。
インパク協会は「企画統括者としてデザインチェックで気付かなかったこと,指摘を受けるまで内部資料として公開していたことでデザイナーの権利を侵害した」として謝罪。オルカシステムとシンクはプロジェクトパートナー活動を停止し,関連Webページを削除した。
関連リンク
インパク協会「ご報告とお詫び」
オルカシステム「ご報告とお詫び」
シンク「ご報告とお詫び」
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