News:ニュース速報 | 2001年10月16日 05:06 PM 更新 |
NTT(持株会社)と本田技術研究所は10月16日,ハンズフリーで利用できる車載端末によるメール送受信などが行える「次世代車載情報提供システム」を共同開発したと発表した。
同システムは,車両の位置や時間に応じた情報が得られる「地域密着型情報配信」,簡単な操作ですばやく必要な情報が得られる「カスタマイズ情報検索」,運転中でもメールの読み上げと返信ができる「ドライバーズ・メール」,電話に応答できる「快適モバイル電話」の各サービスで構成される。
情報配信エリアを通過するごとに車両の位置情報をネットワークに送信。配信サーバは経路を予測し,車両にタイムリーな情報を送信できるという。また音声認識を利用した対話システムを採用,ドライバーがゆとりをもって操作できるように配慮した。ネットワークと車両との接続はNTTドコモのFOMAを利用する。
昨年11月にスタートした共同研究の成果。NTT研究所のヒューマンインタフェース技術などと,本田技研の車両内情報技術を融合させた。
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