News:ニュース速報 2001年10月29日 08:37 PM 更新

“闘えラーメンマン”ってカンジィ? ナムコ受注の「スタジアム」とは

 ナムコは10月29日,福岡市に12月にオープンする「ラーメンスタジアム」の企画設計業務を受注したと発表した。ナムコのテーマパーク「ナンジャタウン」のスタッフを中心に編成した「チームナンジャ」が担当,全国のご当地ラーメンがバトルを繰り広げるエンターテイメント仕立てになっている。

 「ラーメンスタジアム」は福岡市の商業施設「キャナルシティ博多」内に12月15日にオープンする。約1600平方メートルのフロアに,全国の有力ラーメン店8店が集結する“ラーメン屋モール”だ。

 スタジアムに「テーマストーリー」が設定されている。それによると,「小麦粉を練って長く伸ばし,豚骨から採った白く濁った汁に浮かべた『拉麺』という食べ物を『神の食べ物』として食べ,年に1度『豚骨の神』に奉納していた」という「日出づる国の西の島」,つまり九州のラーメン職人が,「ほかの島」から集まった拉麺職人と味を競う習慣が生まれた。拉麺対決の場は「拉麺競技場」と呼ばれるようになった──という。

 「西の島」のラーメン店は「一黒丸」(博多),「風来軒本店」(宮崎),「味千拉麺」(熊本)。これに対し,「らーめんむつみ屋」(札幌)や「坂内食堂」(喜多方),「六角屋」(横浜)ら5店が「ほかの島」から上陸。8店のバトルは,客の投票で勝敗が決まる仕掛けだ。運営元では初年度の入場者100万人,同売上高7億円を見込んでいる。

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