News:ニュース速報 2001年10月30日 05:32 PM 更新

富士通,2.5型で40GバイトのHDDを開発

 富士通は10月30日,最大40Gバイトの2.5型HDD「MHRシリーズ」を開発したと発表した。11月から順次サンプル出荷を始める。

 富士通研究所が開発した,記録密度を従来比3倍にアップさせる「SFメディア」を採用。2.5型としては業界最高の1平方インチ当たり36.4Gビットの面記録密度を実現し,1プラッタ当たり20Gバイト,2プラッタで最大40Gバイトに大容量化した。また2.5型HDDとしては初めて,無鉛はんだを使用したプリント基板を採用している。Ultra ATA/100に対応で,10Gバイトと20Gバイト,30Gバイト,40Gバイトの製品をそれぞれラインアップ。流体軸受けモータを採用した製品も発売する。今後1年間で800万台の販売を見込む。

 同社はSFメディアと高出力GMRヘッドなどを組み合わせることで,2年後には1プラッタ当たり100Gバイトの製品を提供する予定としている。

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