News:ニュース速報 | 2001年10月31日 06:02 PM 更新 |
「Nimda」ウイルスの亜種「Nimda.E」について,トレンドマイクロとシマンテックは10月31日,感染警告を出すとともに駆除ツールの無償提供を始めた。
トレンドマイクロは同日午後3時現在で国内14件,シマンテックは同日現在で国内34件の感染を確認。NimdaとNimda.Eは感染手法などは同じだが,Nimda.Eは(1)メールの添付ファイル名が「Sample.exe」になった,(2)感染したPCに作成される.dllファイル名が「Httpodbc.dll」になった,(3)Windowsのシステムフォルダに自分自身をコピーする際のファイル名が「Csrss.exe」になった──などの違いがある。修正パッチを当てていないIISサーバやWindowsマシンに感染する点は同じ。
両社は駆除ツールを無償提供するほか,ウイルス対策ソフト用の定義ファイルをそれぞれ更新。感染に注意を呼びかけている。
関連リンク
トレンドマイクロのNimda情報
シマンテックのNimda.E情報
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