News:ニュース速報 | 2001年11月2日 05:25 PM 更新 |
松下電器産業と松下電池工業は11月1日,乾電池生産スタート70周年を迎え,乾電池の累計生産・販売数1000億個を達成したと発表した。
松下は1931年,「ナショナル」ブランドの角形電池式ランプの普及を図り,自社ブランドでの乾電池生産を開始。1991年には水銀レスのマンガン乾電池を実用化した。60周年翌年の1992年に500億個を超え,それから9年で倍の1000億個に届いた。
1000億個の乾電池を縦につなげると,長さは地球を120周できる約500万キロ(単3形換算)。マンガン乾電池が834億個,アルカリ乾電池が166億個だが,現在はアルカリが急速に伸びているという。
同社によると,乾電池の年間世界需要はアルカリ約100億個,マンガン約200億個。年率1〜2%で成長が続き,海外メーカーとの競争も激化しつつある。同社は生産無人化などの効率化で2003年の世界シェアトップ獲得を目指す。次の2000億個達成は2013年を目標にしている。
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