News:ニュース速報 | 2001年11月5日 12:59 PM 更新 |
ソニーは11月5日,テープドライブの新規格「S-AIT」を開発したと発表した。8ミリテープを利用した「AIT」規格の基本技術を継承しながら,新たに1/2インチ幅のシングルリールテープカートリッジを採用,圧縮時で最大1300Gバイトの大容量を実現した。
ヘリカルスキャン方式とコバルト材によるメタル蒸着テープなどの技術により,12.7ミリ幅のテープ×600メートルで非圧縮時で500Gバイトの大容量記録が可能になった。カートリッジのサイズは105.4(幅)×102(奥行き)×21.5(高さ)ミリ。転送速度は30Mバイト/秒。
2002年末をめどにドライブとメディアを製品化する計画。ドライブの製造ライセンスを松下寿電子工業に供与,松下電器産業がメディアを製造する予定。非圧縮時4000Gバイトの製品開発計画も進める。
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