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2001年11月15日　06:50 PM 更新

そして“消しゴム飛ばし”も復活する　コナミが来年発売

　コナミは11月15日，玩具の新製品「ビーストシューター」を2002年2月14日に発売すると発表した。“消しゴム飛ばし”遊びを現代風にアレンジしたもの。

（c）2001 KONAMI

　“消しゴム飛ばし”とは，「スーパーカー」などの消しゴムを，ワンプッシュ式ボールペンのボタン部分に内蔵されたバネの力を利用して弾きまくり，競争させたり闘わせたりするという大昔の男の子の遊び。勝敗はボールペンの性能に左右されるため，子どもたちは文房具店でボールペンを片っ端から試し，挙げ句の果てには店のオヤジに怒鳴られる，といった事件が各地で頻発していたという。

　コナミの「ビーストシューター」はもっとスマート。ボールペンの代わりに専用発射器具「シューター」を使う。消しゴムは「カウンタック」「ポルシェ」ではなく，戦闘型のカッコいいフィギュアだ。フィギュアには弾き飛ばす方向を決める「コア」が取り付けられる。「コア」を換装することで直線やカーブなど動きに変化がつけられる。

　さらにフィギュアには“特殊能力”が記載されたカードが付属。カードを利用し，公式ルールに則った戦略的バトルも楽しめるという。「アナログ玩具ならではの『手遊びの感覚に加え，小学生男子が好きな『バトル遊び』に『改造カスタマイズ性』を付加することで，現代の子どもたちのニーズに応える」（コナミ）。

　公式ルールに基づいた全国大会も計画しているほか，小学生のブーム発信源「月刊コロコロコミック」（小学館）でタイアップマンガの連載が決定。小学生向け雑誌で新ルールを順次公開するなどのメディアミックス展開を計画している。

　シューターとフィギュア1体などが同梱される「スターターセット」は580円。フィギュア「ビーストユニット」は280円。

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