News:ニュース速報 | 2001年11月21日 12:39 PM 更新 |
トレンドマイクロは11月21日,新種コンピュータウイルス「TROJ_ALIZ.A」(WORM_ALIZ.A)が急速に広まっているとして警告した。
「Nimda」と同じInternet Explorerのセキュリティホールを利用して感染するワーム。Nimdaと同様,メールをプレビューしただけで添付ファイルが開かれるダイレクトアクション型のため注意が必要。感染メールは任意の単語で組み合わされたSubjectに,本文が「Peace.」と書かれている。添付ファイル名は「WHATEVER.EXE」。実行されると,アドレス帳に登録されているメールアドレスすべてに複製を送信する。システム改変などは行わない。
9月4日に発見され,トレンドマイクロは国内で既に67件の感染報告を受けているという。Nimda以来,同様のセキュリティホールを利用したウイルスが大発生しており,トレンドマイクロはマイクロソフトが配布する修正プログラムの導入を呼びかけている。
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トレンドマイクロ「TROJ_ALIZ.A」詳細
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