News:ニュース速報 | 2001年11月22日 01:42 PM 更新 |
東京・JR秋葉原駅ビルの顔として親しまれてきたアキハバラデパートが2002年1月末で閉店する。同年春には「アキバ系ショッピングセンター」として再スタートするという。
アキハバラデパートは「秋葉原」(千代田区,資本金3億6250万円)が1950年に開店した駅ビル型百貨店だ。3階建てで,1階は食料品・飲食店,2階は雑貨,JR改札口も設けられた3階は服飾品を扱うほか,秋葉原チックな品ぞろえで知られる書店が入っている。閉店するのは2階と3階。11月20日からは売り尽くしセールが始まった。
外壁には「撤退」の2文字とともにセールを知らせる横断幕が掲げられた。「アキバ系ショッピングセンター」がどのような形態なのかは明らかにされていない。
秋葉原ではつくばエクスプレス(常磐新線,秋葉原〜つくば市)の2005年度開業に向けて再開発計画が進んでおり,駅前広場の閉鎖などもその一環。地上波デジタル放送用の巨大電波塔の建設計画(その後断念したとの報道もある)などもあり,ユーザーし好の変化とあいまって秋葉原の姿は変わりつつある。
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