News:ニュース速報 | 2001年11月26日 09:48 AM 更新 |
日本経済新聞など各紙の報道によると,CSKは子会社のアスキーの経営権を投資会社のユニゾン・キャピタルに譲渡するという。
報道によると,CSKが持つアスキーの発行済み株式約52%をアスキーに無償譲渡,アスキーは譲渡された株を消却した上でユニゾン・キャピタルが引受先となる第三者割当増資を実施,ユニゾンが筆頭株主になるという。ユニゾン・キャピタルは消費者金融のオリエント信販(東京・千代田区),酒類ディスカウント販売チェーンのマインマート(横浜市)に出資している。
CSKは創業者の故・大川功氏が1998年,経営難のアスキーを救済する形で出資,1999年に子会社化した。しかしアスキーはその後も黒字転換できず,2001年9月中間期で連結約79億円の債務超過に陥っている。11月20日には出版担当常務を取締役に降格,執行役員4人を解任する人事を実施している。
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