News:ニュース速報 2001年11月26日 09:51 AM 更新

メルコ,独自技術でUltra SCSIを2倍に高速化

 メルコはこのほど,Ultra SCSIを独自技術で高速化した「マッハSCSI40」技術を開発したと発表した。対応する外付けHDDとインタフェースカードを11月下旬に発売する。

 Ultra SCSIのデータ転送速度は毎秒20Mバイト。通常はクロックの立ち下がり時のみにデータの読み書きが行われるが,これを立ち上がり時と立ち下がり時の両方で読み書きさせることで,毎秒40Mバイトと2倍にスピードアップ。いわば“DDR(Double Data Rate)SCSI”だ。

 同社製インタフェースカードのほか,アイ・オー・データ機器やロジテックの製品でもメルコ製ドライバを利用すればマッハSCSI40として利用できるという。ケーブルはUltra SCSIケーブルを使用可能だ。ただしマッハSCSI40はWindowsのみで動作する。通常のUltra SCSI機器としても動作し,この場合はMacintoshも対応する。

 発売する外付けHDDは40Gバイトの「DSC-40G」(2万4500円),60Gバイト「DSC-60G」(2万7800円),80Gバイト「DSC-80G」(3万2800円)の3製品。インタフェースカードは,CardBus対応PCカード(Type II)の「IFC-USCB」(8500円)。

関連リンク
▼ 「DSC-G」シリーズのニュースリリース
▼ 「IFC-USCB」のニュースリリース

[ITmedia]

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