News：ニュース速報 2001年12月14日　04:28 PM 更新

シャープ，18.1型液晶カラーディスプレイを発表　業界初の10ビット処理

　シャープは12月14日，18.1型液晶カラーディスプレイ2機種を発表した。それぞれ独自のパネルと技術を搭載し，高画質表示を実現した。オープン価格で，実売予想価格は22万円前後。

　「LL-T1820-H」（フロスティグレー）と「LL-T1820-B」（ブラック）。仕様独自の「ASV＆低反射ブラックTFT液晶」を搭載。また業界で初めて「10ビット多階調処理技術」を採用した。デジタルカメラなど入力デバイスは13〜15ビットの高画質記録が可能だが，表示側は8ビット処理にとどまっている。同技術では入力信号をディスプレイ内で10ビット処理を行うことで，きめ細かな階調表示を実現したという。sRGBにも対応している。

　1280×1024ピクセル／約1677万色表示に対応。視野角は上下／左右とも170度と広い。最大輝度は220カンデラ／平方メートル，コントラスト比400：1，画素ピッチは0.2805ミリ，応答速度は立ち上がり20ミリ秒／立ち下がり5ミリ秒。入力インタフェースはアナログRGB（D-Sub15ピン）とDVI-Dを備える。2ポートのUSBハブも内蔵した。幅17ミリの狭額縁ベゼルを採用している。サイズは395（幅）×213（奥行き）×427〜507（高さ）ミリ，重さ約8.9キロ。

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