News：ニュース速報 2001年12月28日　06:09 PM 更新

着メロ変換後も透かしが残留　ビクターがMIDI向け開発

　日本ビクターは12月28日，MIDIファイル向け電子透かし埋め込み技術「MusicSign」を開発したと発表した。携帯電話用の着信メロディーフォーマットに変換した後も透かしデータが残るため，著作権管理が容易になるという。


　SMF形式ファイルを対象とした電子透かし埋め込み方式。主要な着メロフォーマットに変換後も透かしデータが残る上，再度SMFに変換しても透かしデータの読み出しが可能という。日本ビクターは，音楽電子事業協会（AMEI）が進める電子透かし方式「MIDIsign」に同社の技術を供与。AMEIの透かし方式は階層化されており，MIDIsignを第1層，MusicSignを第2層として利用できる。

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