News:ニュース速報 | 2002年1月8日 08:37 PM 更新 |
酷寒の地として知られる中国・黒竜江省のハルビンだが,ロボット開発では熱いようだ。人民日報日文版(Web版)はこのほど,ハルビンで開発されたロボットの話題を相次いで伝えた。
哈爾濱(ハルビン)工業大はこのほど,2001年に研究・開発した人型ロボット4種類を公開。中でも「哈力」は19の関節を持ち,音楽に合わせて人間のように指揮をしたり,まばたきもできる。ハルビンの冬の大イベント「氷雪祭り」(開幕中)でも公開する。
哈爾濱(ハルビン)航天風華科学技術公司は,中国初という犬型ロボット「菲羅」の生産を始めた。中国語での対話が可能な知能型で,歌ったりダンスもできるという。掲載された写真でうかがえるデザインは“アレ”によく似ている。
ハルビンは女真族(満州族)の言葉で白鳥を意味し,中国東北部・黒竜江省の省都。都市部の人口が350万人を超える大都市で,ロシア風の街並みや料理も楽しめる。人体実験を繰り返した旧関東軍第731部隊が拠点を置いたことでも知られる。
関連記事
中国で新たな2足歩行ロボット誕生
関連リンク
人民日報「哈爾濱工業大、人型ロボットを一挙公開」
人民日報「犬型ロボットの生産が開始 哈爾濱」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.