News:ニュース速報 2002年1月9日 03:17 PM 更新

MS,Handheld PCにプッシュ型配信 2月から試験サービス

 マイクロソフトは1月9日,「Windows Powered Handheld PC」向けプッシュ型配信の試験サービスを2月4日に開始すると発表した。

 マイクロソフトが主宰する「プッシュ配信技術コンソーシアム」に参加するNTTドコモとアイコン,構造計画研究所,ビーマップと共同で行う。

 NTTドコモの「Sigmarion II」には,PHSで受けたプッシュ信号で本体の電源をオンにする「Wake On Ring」機能が搭載されている。試験サービスでは,これにプッシュ信号による電源投入を監視してソフトを自動起動させるミドルウェアを組み合わせる。参加モニターが指定したWebサイトが更新されるたびに,プッシュ配信サーバが信号を発信。SigmarionにWebコンテンツを自動更新しながら蓄積できる。

 試験サービスの調査結果は,Handheld PCを始めとしたモバイルデバイス製品やサービスの開発に役立てるという。

 試験サービスは4月末までの約3カ月間。モニターは1000人を公募する。Sigmarion IIと,P-in Comp@ctかP-in m@sterのユーザーであることが条件。参加料は無料だが,通信料は負担する必要がある。申し込み受け付けは1月28日から,ビーマップの専用サイトで。

[ITmedia]

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