News:ニュース速報 | 2002年2月7日 08:34 PM 更新 |
日本マクドナルドとエブリデイ・ドット・コムは2月7日,オンラインショッピングを手がける合弁会社を設立することで合意したと発表した。主にマクドナルドを訪れる客をターゲットに,携帯電話を活用してチケットや商品を販売する。
新会社「エブリデイ・マック」は2月中旬に設立する。資本金1億円は両社で折半する。代表取締役会長には日本マクドナルドの藤田田社長が,代表取締役チーフ・コーポレート・アーキテクトにはエブリデイの大前研一社長が就任する。
新会社は,エブリデイの「マイクロバーコードリーダー」を活用したEC事業を展開する。マイクロバーコードリーダーは携帯電話やPCに接続でき,小型バーコードを読み取ることでWebサイトなどに一発でアクセスできる。マクドナルド店内で配布する情報誌などにマイクロバーコードを印刷,リーダーで読み取ることで簡単に購入できるようにする。リーダーは10万人に無償配布する。
さらに会員カードを電子財布として活用する決済サービスや,関連システムをECプラットフォームとして外販する事業も展開する計画。まず日本マクドナルド社員や来店客を対象に試験運用を開始し,その後対象を全国の一般ユーザーに広げる。
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