News:ニュース速報 2002年3月15日 06:50 PM 更新

日立,ALS患者向けPC&インタフェースを発売

 日立製作所は3月15日,難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)患者がメールソフトなど汎用アプリケーションを利用できるようにするPC&インタフェース「伝の心」を4月1日に発売すると発表した。



 入力やマウス操作を1スイッチで行える機能を装備し,汎用アプリケーションの操作を可能にした。“特定の人への新規メール作成”といった頻繁に使うキー操作を記録して簡単に呼び出せる「親孝行」機能,電子メールの音声読み上げ機能なども備えた。目の動きでスイッチ入力する「表情スイッチ」などのオプションも用意した。

 PCや学習リモコンなどの一式の価格は,厚生労働省の購入補助限度額となる50万円。患者は原則として費用負担なしで導入できるとしている。

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